○ 施術方法
鍼にもさまざまな種類があります。
酷使した体にステンレスの鍼よりもパワーのある金の鍼を使用したり、
虚弱な方には刺さない鍼(さする鍼、押す鍼)、冷えている体に温める
の鍼を使ったりと、患者さんの体質と状態にあった鍼やお灸の選択を
いたします。
1.仰向け
・ 脈、腹を診て、全身の状態を把握し使用する鍼やお灸、治療方針を
決定します。
2.うつぶせ
・ 反応点に鍼やお灸をします。
3.座位など
・必要に応じ、頭へのお灸や鍼を行います。
4.仰向け
・全体の調整を行い、体の状態を確認いたします。
☆治療時間は40分~60分です。
○ 当院の治療について
漢の時代から使用されていた刺す鍼、刺さない鍼にも種類があり、
呼び名を古代九鍼といいます。
その第一人者である千葉の石原克己先生に御教授いただいた技
術をベースに、体の声を聞き感じとり一人一人に合った鍼灸具で
オーダーメイド治療をしております。
(小さなお子さんからお年寄りまで、虚弱で刺す鍼ができなくても
刺さない鍼や、刺激量を少なくした気持ちのよいお灸や操体法など
さまざまな治療方法があります)
○質問の多い項目
・使用する鍼について
使い捨てのディスポーザブル鍼と、
特殊な鍼(金などディスポーザブル鍼)については
オートクレープ(滅菌器)で厳重に消毒管理を行っております。
使用できない鍼とを使用しております。
・灸について
今では直接皮膚にお灸を行う直灸はやられなくなりました。
お年寄りの方は希望される方もいらっしゃり、状態と相談に応じ
て施術をしております。
通常は、灸点紙を使用して、熱く感じられたらとるようにして、
火傷ができないように工夫しています。
・来院する際の服装について

頭から足まで全身を診て治療するため、
ハーフパンツを用意しています。
いつもの服装でお越しください。
・温める鍼について
鍼の持ち手部分に、艾を丸めたものをつけて燃やします。
腰背部に灸頭鍼をすると腹部も温まって、消化器の弱い人も食欲
が出てきます。とても気持ちのよいものです。